より苦痛のない検査のために、プロポフォールという麻酔薬(短時間で麻酔がかかり、短時間で覚める特徴があり、寝ているうちに検査が終わる)を導入しました。
近年、早期発見すれば胃がんは内視鏡で切除できるようになってきました。私も健和会時代、胃がん患者さんについての統計を取ったことがありますが、手術で治療するよりも、内視鏡切除された方が断然多いことを知って、新たに医学の進歩を感じ感銘を受けたものです。早期発見するには、上部内視鏡検査が必須です。が、胃カメラは、嘔吐反射が起こるため敬遠されがちです。
プロポフォールを導入したので、寝ているうちに検査を修了することができます。