多くの縁を感じたクリスマスコンサート
- 2024年12月13日
- クリニック業務
「難しい話するより、歌でも歌ったほうが人は集まってくれるよ」
とクリニックの集客を心配してくれたいまだ籍を置きっぱなしの荘内教会の矢澤牧師。
「ねっ、クリスマスコンサートやりましょうよ」と言ってくださった今回頼んだソプラノ歌手浦野純子さん。
「浦野さんに声をかけたら」と言った開業の話を持ってきてくれた杏林大学時代からの友人。
それらは違う時期にバラバラにやってきた話だったが、私の中で「コンサートをやろう」という気持ちは固まってきたわけなのでした。
そして、ピアニストの唐澤美和さんに声をかけたところ、快く承諾してくださったので、今回の企画になったわけです。
唐澤美和さんとの出会いは1月29日のブログにあるように、診察のとき職業欄に「演奏家」と書いてくださったことから始まっています。
今回も私の歌いやすいキーを当ててくださったり、リズム音痴の私にあわせて伴奏してくださったり、と改めてプロだなあ、と感じました。
今まで健康講演や、かるた大会をしたときには、人が集まらなかったわけで、今回はどうなるのかしら、と心配もありました。
逆に唐澤さんや浦野さんの力で、人がたくさん来たら、駐車場が足りるかしら、という心配もありました。
いざ、当日。
始まる30分前から人が集まってくださり、用意した椅子では足りなくなって、ベッドまで入れることに~
でも、駐車場はなんとかなったようで、遠くまでいかないで済んだようでした。
いざ、コンサートが始まると、唐澤さんも、浦野さんも立派な解説のあとで迫力ある演奏をしてくださいました。
浦野さんの歌は今まで何回か聞いたことがあるのですが、狭いクリニックの待合室で聞くと、こんなにも響くのか、とびっくり。
私も、「さやかに星はきらめき」とシューベルトの「アベマリア」を歌ったのですが、学芸会レベル。
まっ御愛嬌ということで、ご勘弁ください。
次の機会があったなら、せめて姿勢良く歌うことと、暗譜することを心がけたいと思いました。
たきび、雪、灯台など、季節の日本の歌や「きよしこの夜」は会場のみなさんにも一緒に歌ってもらったのですが、次第に声が大きくなり、ああ、歌は人をつなぐのだなあ、と感じました。
唐澤さんが声をかけてくださったおかげで、南信州新聞社の池田さんも来てくださり、翌日の新聞に載りました。
蟹江先生の奥さんから花束をいたいたので、最後にそれをお二人にお渡しして記念撮影。
なんと唐澤さんのお義父さんが、蟹江先生の患者さんだったとも知りました。
更に、唐澤さんと浦野さんは初めての共演だったのですが、まるで既知の仲のようにリラックスして演奏できたとのことでした。
今回のコンサートで思わぬ縁がたくさんつながりました。主役のお二人の他にも、協力してくれたスタッフ、ピアノを運んでくれて会場にも参加してくれた「祭」のマスター、なによりも会場に来てくださった方々、ありがとうございました。