ICLSに参加してハイテンション|エルムクリニック 内科・消化器内科|長野県飯田市の内科・消化器内科

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ICLSに参加してハイテンション

先日、信州大学にてICLS(Immediate Cardiac Life Support:突然の心肺停止に対する救命処置とでも訳しておきます)の講習会に出てきました。

クリニックには、風邪症状、下痢、便秘、糖尿病、高血圧、脂質異常症、カメラの予約など、緊急性が高くない患者さんが受診することが多いですが、ときには到着してすぐに急変するケースもあります。なお、幸いなことにそういうケースには遭遇していませんが、予防接種後のアナフィラキシーショックもありえます。

そういう場合に適切に動けるようになる必要性を感じ、日曜日の朝、はるばる松本まで出向きました。会場に着くと、訓練用の人形がずらり。圧巻でした。

 

午前中はまずは、BLS(Basic Life Support)といって、一般市民もできる心臓マッサージ(医療用語では胸骨圧迫といいます)を中心とした一次救命処置の練習。なんと、心電図の波形だけではなく、胸骨圧迫の深さがリアルタイムで表示され、手の位置が違うとそれも表示されるんです。また人形は心拍再開すると、脈も触れるようになっています。

午後からは、薬剤投与の講義とACLS(Advanced Cardiovascular Life Support:医療者用蘇生)を交えてシュミレーション。

さまざまな場合を想定して、チームで役割交換しながらやっていきます。

ところで脈が触れなくても、心電図には波形が表示されることもあります。その中で、心室細動と無脈性心室頻拍が電気ショックの対象になります。AED(Automated External Defibrillator 自動体外式除細動器)を使えば、知識がなくても、電気ショックが必要なら自動的に知らせて、ショックを施行してくれます。これは医療者でなくても使えますので、ぜひ市民向けのBLSの講習を受け、使い方をマスターしてくださいね。

当院でも、去年の8月29日にBLS講習を行いました。

消防士さんのBLSは新鮮でした

希望があればまた行いたいと思いますので、声をかけてくださいね。

講習の最後は、実技テストでした。

私は、若い人の突然の心肺停止で、蘇生をしても一度も心拍再開しなかったケースがあてられました。全員合格となりました。なお、これに合格すると、ファシリテーターといって、ICLSの講習を受ける人の世話係をすることができるようです。ぜひ、やりたいと思っています。

普段は昼寝をするのですが、この日は昼寝をしなかったにもかかわらず、気持ちが高揚して疲れがでませんでした。足が悪く、普段鈍な人間なのですが、なぜか救急は好きな分野で7ヶ月間ですが、救急科にいたこともあります。

「好きこそものの上手なれ」となって、そういうことがないに越したことはありませんが、いざというときに適切な対応ができるように精進します。