カルタ大会に出て、感染症について学ぼう
- 2023年12月16日
- お知らせ
年明けの1月6日にカルタ大会を行います。
感染症カルタはなんと去年「江戸東京たてもの館」(下記URL参照)に行ったとき、ミュージアムショップで見つけ、「開業したら、ぜひこの内容を皆さんに知っていただきたいなあ」と思って購入したのでした。
https://www.tatemonoen.jp/
せっかくですので、多くのお子さんに参加していただきたく思い、事前にどんなことをするかお知らせするために、ブログを更新することにしました。
絵札を並べて、読み札を呼んで先頭の文字に一致する絵札を参加者が取るのは普通のカルタと同じです。
その次にどうするか、「あ」のカードを例にお話しましょう。
年長~小4までのグループ・・・取ったカードをみんなに見せていただきます。院長が「アフリカではやった病気です。こうもりさんがウィルスを運びます」と一言解説します。
小5~中学生のグループ・・・カードの裏側にその疾患の解説が書いてあるので、カードを取った人にそれを読んでいただきます。「あ」のカードの裏には、こう書いてあります。
「エボラウィルス
感染動物や患者の血液、排泄物などに触れて感染
自然界でエボラウィルスを持っているのはコウモリだと考えられます。その体液や糞尿などに哺乳類が触れることで、最初の感染が起こります。人の致死率は4~9割と高く、激しい嘔吐下痢に続き、吐血や下血を起こします。ゴリラも感染して貴重なコロニーが絶滅したことがあります。
予防/むやみに野生動物は触らない、食べない。」
もっと詳しい解説が読み札に書いてあるので、時間があったらお話しますね。
「あ」では、アフリカの密林の風土病だったけれど、道路が整備されてされてからは都市部にも流行するようになったこと、もっとも危険な1類感染症であることが書いてあります。
感染症の種類はみんながご存知のインフルエンザや、ノロウィルス(コロナは載ってません、2017年に作られたので)の他、エボラ出血熱、黄熱病のような風土病、麻しん、風疹などのワクチンにある疾患などなどです。
冬休みの最後、宿題を早く終わらせて、カルタ大会に出ようね。
ささやかな賞品も用意します。