サービスを買う、サービスを売る
- 2023年8月10日
- 日常生活
花火の季節になりましたね。
飯田に来たばかりのとき、毎週のように花火があるのが嬉しかったなあ。その頃はベランダに椅子と小さなテーブルを持ち込んで、花火を見ながら晩酌したものです。
今も夏になって、毎土曜日花火の音がしてますね。残念ながら、今のマンションのベランダからは方向的に見えないようです。
さて、先日、玄関の電球が切れたので、エディオンに買いに行きました。
どの電球を買ったらよいのかわからないので、切れた電球を店員さんに見せますと探してくれました。
会計に持って行くと、
「あれっこれ飾り用で暗いですよ、元の電球はありますか?」とレジのお兄さん。
係の人に見立ててもらって、その方が「この電球は処分しておきますね」と言ったことをお伝えすると、レジのお兄さんはその人を探して電球を持ってきたのです。
「これ60Wですよ、60Wのものをお持ちしましょうか?LEDと普通の電球、どちらがいいですか?」
「LEDがいいです」
レジのお兄さんはいくつか持ってきました。
「2個入りもありますが、どうしましょうか?」
「あっそうしようかな。実は玄関の電球切れたの、これで3回目で」
お兄さんは少し考えて
「でも、これ大きいので傘の形によっては入らないかもしれません。1個にしておきましょうか?」と。
「では、そうします」
親身に対応してくれて、ありがとう、お兄さん。
今は、ネット注文が多くなりましたが、私自身は店での買い物を好んでいます。
理由は、ネット注文していざ届いたら思わしくないものでも返品が困難なことと、店の人のサービスを買いたい気持ちがあるからです。
例えば衣服。ネットで買うより、安売りで買うより、買いたいものと好みを伝えて店員さんと一緒に探したもののが断然お気に入りになり、長く着ています。
開業をすることを決めたのは3年前ですが、その頃から、サービスを学ぶ意味もあって、時々、高級な店に入ったものです。
かんてんぱぱガーデンの塚越社長は、「サービスと品物のいいところから適正価格で買う」こと、「いいものを、サービスをつけて適正価格で売る」ことを主張しておられます。
なお、塚越さんの書籍「幸せになる生き方、働き方」は当院の待合室の本棚にありますので、当院に来た時、よかったら手にとってくださいね。
さて、色々なところでサービスを買ってきた私。まだまだ未熟ですが、サービスを売ることにもつとめたいと思っております。
スタッフと共々精進していきますので、よろしくお願いします。
これは、イタリアン、ベッラソニアで出たデザートです。楊枝を傘の柄にした手作り傘、ちゃんと開閉します。こういうサービスも嬉しいですね。