初めて味わった飯田でのクリスマス|エルムクリニック 内科・消化器内科|長野県飯田市の内科・消化器内科

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初めて味わった飯田でのクリスマス|エルムクリニック 内科・消化器内科|長野県飯田市の内科・消化器内科

初めて味わった飯田でのクリスマス

 医師として地方周り修行時代は、コロナ禍真っ最中の昭和伊南勤務の時を除いて、「クリスマス休暇」と称してクリスマスイブは休暇を取っていました。

というのは、世俗的にも、キリストの誕生祝いとしてのクリスマスも、東京で味わうのが一番いいと感じたからでした。

開業1年目も、ちょうど24日が日曜日だったこともあり、「イブ礼拝」+「世俗のクリスマス」を味わうために、土曜日の午後休診にして、東京に向かいました。

が、今年は初めて飯田吾妻町というところで「クリスマスイブ礼拝」に出席したのでした。

ところで、誤算が2つありました。

1つは、東京では、初詣に神社に行く感覚で、クリスマス・イブだけ教会に行く人種も多く、同じことが飯田でもあると考え、教会の4台分しか入らない駐車スペースは当然満杯になるだろうと、タクシーにて教会に行ったのでした。が、参加者は教会員と私のみ。えっ!って思いましたね。せめて、初詣や葬式仏教の感覚でクリスマス・イブくらい教会に来て欲しいな、と感じました。
2つ目の誤算は、内容が素晴らしかったこと。クリスマスは当然、キリストの誕生を祝う日なのですが、キリストの誕生を書いた聖書の記述はマタイ、ルカ、ヨハネ福音書に書かれているもののつながってないのです。クリニックで、「クリスマスコンサート」をしたときも、もっと順序立てたいと思いつつ、把握しきれなかったのでした。それが見事にうまく編集されていて、しかも、キリスト教を知らない人にも馴染みやすいないようになっていたのでした。教会員だけがこれを味わうのはもったいないのではないか、と心底思いました。
ところで、この年末になぜクリスマスのお話をするの?って違和感を感じたかもしれませんね。
実は昨日、12月29日に礼拝に出たのですが、降誕節第一主日といって、礼拝説教はキリストの誕生のエピソードだったのでした。3人の博士達が星に導かれて生まれたばかりのイエス・キリストを祝福に来たというお話で、牧師さんは「キリストの誕生を祝うという意味では、今日が本当のクリスマスなんです」という話もしてくださいました。
話は変わって、28日でクリニックは仕事納め、29日の休日夜間診療所の勤務も終え、本日12月30日、東京に帰省する予定でした。
ところが、日頃の疲れもあって朝のスタートが遅く、バタバタしているうちに、明るいうちに着けないかもしれない自体になり、焦っていたせいか、途中で忘れ物をしたことに気づき、暗くて狭い中央高速を運転する自信がなく、飯田の自室に戻ってきたのです。
その御蔭で、このブログを書くことができたわけです。
クリスマスのことといえ、年末ギリギリまで飯田で過ごすことになったことといえ、だんだん飯田に根付いてきているのかな。