最初は予定としていたのですが、希望者が何人もいらっしゃると知って始めた「肥満外来」
「ダイエット外来」を開設しているところでは、GLP-1作動薬を始めとする糖尿病薬を使っているところも少なくない。
そうした風潮に対し、正当に、「体にいいものを適量食べて、こまめに体を動かす」ことによってダイエットする外来を作ろうと思い描いた。
が、すぐに始めなかったのは、４月１０日UPしたブログに書いたように、肥満学会に入れないと思っていたこと、都会ならいざしらず地方では需要がないのではないかと思っていたことが理由の主なものだが、もう一つは院長そのものがぽっちゃりでは説得力に乏しいと思ったからだ。
もともとややぽっちゃりだったのだが、開院の忙しさを口実に、夕飯は近隣の居酒屋にて晩酌で取るようになったら、とうとう、154.5ｃｍ、体重61.3Kg、BMI（体重Kgを身長ｍの二乗で割ったもの）が25.8という立派な肥満になってしまった。
ちなみにBMI25~30が軽度肥満、30~35が中等度肥満、35以上が高度肥満と分類されています。
「肥満外来をしようかな」と開業前に言ったところ、口の悪い友人が、「肥満医師がする外来」と言ったのですが、これは確かにまずい。

患者さんにカメラマンの方がいらっしゃったので、Before写真を取ってもらいました。標準体重（BMI22）52.5Kgになったら、After写真をUPします。お楽しみに。
ちなみに私のダイエット食をUPしますね。

普段の食事、玄米ご飯、オクラとみょうがのお吸い物（出しは一番だしだよ）、納豆

晩酌メニュー、こんにゃくと昆布の煮物、サワラのたたき、山芋の梅肉あえ、純米酒
本当は、ダイエット中はお酒を飲まないほうがいいのですが、無理なことをしないのも大事かな、とおしゃれな前菜風おつまみで晩酌という方針にしました。
さて、成果はいかに。

私も含めて、皆さん、「食べ過ぎなきゃ痩せる」ってわかっているんですよね。でも、わかっちゃいるけれど、やめられない・・・お菓子、ジャンクフード、揚げ物の爆食。
また、喫煙、過量飲酒、ゲーム依存、買い物依存、ギャンブル依存・・・体にも心にも悪いことはわかっちゃいるけれど、やめられない
こういうときに、大々的に宣言するのは効果あるんです。
自分の場合、垂範率先という目的があるからね。
このままではまずいという体型の皆さん、周囲に宣言してダイエットしてみませんか？