7号食ダイエット、再び始めています|エルムクリニック 内科・消化器内科|長野県飯田市の内科・消化器内科

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7号食ダイエット、再び始めています|エルムクリニック 内科・消化器内科|長野県飯田市の内科・消化器内科

7号食ダイエット、再び始めています

 クリニック開業当初は、定期通院患者さんで一番多かったのが、肥満外来でしたが次第に数が減ってきました。それもそのはず、なかなか成果を出すことができなかったのでした。

 そもそも、これを始めようと思いついたのは、「ダイエット外来」で、ある種の糖尿病薬を使って減量する方法を取っているようだと知ったことによります。糖尿病でもない人がそういうことをしていいのだろうか、肥満の人の多くは食べすぎていて、そのような結果になったのだから、生活習慣の改善でなんとかできないのだろうか?と。私自身、それほど無理をせず、1日1600Kcal以下の食事を決まったメニューで続けた結果、3ヶ月で10Kg減量したことがあり、いろいろな薬を使わなくても減量できることを示したかったということもありました。けれども、食生活を中心とした生活習慣の改善はストイックにならざるを得なく、少し間食や揚げ物を控えただけではほとんど体重に変化が見えないのでした。

 「労多くして効少し」ではモチベーションがあがらないだろう、と7号食(玄米小豆ごま塩かけご飯のみの食事を10日間行う)ダイエットの推奨を考え、まず自ら実験台になって4Kg近く減量したのでした。これならば、玄米小豆ご飯を炊く手間のみで食事の支度も楽。無農薬玄米はそれなりの値段がするけれど、他のおかずをつけないので食費が結果的に浮く。というわけで、実行できる方には、お勧めしてみました。で、実行した方は、ちゃんと成果をあげているのですが、その後が全く減らないというジレンマがありました。私自身もです。私を含めて、皆さん、以前の食生活を改めた生活をしているにもかかわらずです。ちょっとぽっちゃりレベルの方なら、健康上はそれでOKなのですが、肥満外来に来てらっしゃる方は、中等度肥満~高度肥満の方が多いので、もう少し減らしたほうがいいわけです。

 で、再び自分が実験台になって7号食ダイエットを実行し、その後も漸減する方法を探ってみることにしました。

実行する前夜、かっぱ寿司にて食べ放題やっちゃいました。(お腹壊すから真似しないでね)

食べたものを列挙してみますね。(かっぱ寿司のネーミングをそのまま採用しています、ほとんど握り寿司です)
さんま、感動こーん、赤貝、贅沢うに三昧、おくら浅漬ごま、あわび、カツオ藁焼きたたき、浜焼き風とうもろこし、なす揚げ浸し、だし巻き卵、ほっき貝、ほたて、サンマ塩炙り、上煮穴子1本、大エビ8倍アボガド、甘エビ大葉づつみ、サラダ軍艦、特盛りいくら、卵黄とろろ軍艦、炙り真鯛の塩ラーメン、ごま大葉いなり、くりーむアンジュ、コーヒー

会計は5600円くらいだったかな。回らないお寿司屋さんでお酒を飲んでもここまでいかない。我ながらよく食べた。

で、60.1Kgからスタート

これは、木曜日バイトに行ったときの1日分の食事です。玄米は腹持ちがいいので、これでもお腹は空きません。普段の日は、昼の分は海苔で巻いたおにぎりにしています。(海苔や梅干しは飽きたとき、使ってもいいのですが、正式な方法ではありません)

今、6日目ですが、もう55.6Kg。逆にどこまで行くのか心配にもなってきましたが、終わったあと、維持して、漸減してAfter を撮るのが目標です。

7号食ダイエットについての詳細は2024年2月17日の記事をみてね。

P.S. 呑気に玄米ダイエットと言っていますが、世間では米不足なのですね。政府は、過去には米が余っているからと減反したりして、その場だけの対応をして、大切な食料である米を守らずなにやっているんだろう。田んぼを潰すのは簡単だけれど、作り上げるのは大変なのに~。うちのクリニックも目先のことにとらわれず、大局をもって臨めるようにしていきたいです。